一本一本
ナイフを取って
確実に致命部分を狙ってくる
精密機械の針で
肺に穴を開けられたかのように
息が苦しい
ただ
酷く嬉しい
痛みが快楽であるという
意味ではなく
的確な痛みを
思い出させてくれる
命の存在に
この痛みが、堪らなく苦しくも嬉しい
僕の宿敵は
やはり僕だ
最高の好敵手
そう
今考えると
馬鹿げたことをしている
社会的生活に影響を及ぼす迄
遊ぶなんて
盲目も良いところだ
何が成長だ
言い訳するな
自分を甘やかすな
もっと刺してくれ
五月病なんて多数派に落ち着くような
そんな甘っちょろい考えはないだろう
充実させたいなら
あるものを最大限に使え
選んだ道だろ
両立できると思ったから始めたのだろう
それなのに酷い有様だ
僕の選択肢は
できるならやる
それしか残ってないんだよ
最大限の信頼を置いて
甘える相手が居るのなら
自分に甘えるなんて
非効率極まりないから
だから
やめな
どうせ自分に甘えるんじゃ
満足いかねーんだし
細かいことから
決めろ
意志が弱いのは盲目の兆候
ほんとに距離が邪魔だよ、ほんとに
でも、多少の酸化程度で
受け取るものが歪んだからなんて
それこそ、言い訳の甘え
現状でしかできないこともあるのだから
先を待って耐えるだけではもったいない
せっかくだから何か学ぼう
今しかできないこともあるはず
いつか、どこかで使えるかもしれない
経験
そうやって僕は生きてきたからね
良いチャンスじゃない か
それでも決められないなら
ざくざくざくっと
ほんとに刺してみる よ?