雨足 駆け巡って

ベランダでつけたタバコは雨に当たって折れてしまった
当然、吸おうとしても煙は口に来なかった

無理するな って言われてるみたいだったので
そのまま部屋に戻ることにした

消臭剤が切れていた
炭の香りを明日買いに行こうと思う

落ち込むことを絶対悪と思わないで
そんな日もあると
受け入れる方法もあるから
今更にわかって
とてもうれしい 雨の日のこと

雨足がさっきより強く聞こえて
部屋を支配する音に紛れようとしてるみたいで
かわいらしいと思う

水中キャンプ

両腕が真っ赤に染まっていく

見ていられなくなって

水の中に飛び込んだ

ふん ふん と

鼻歌を歌いながら

さっきまでの赤が

ゆっくりと落ちていく

呼吸ができるようだ

音もちゃんと聞こえる

水の中じゃないみたい

笑いながら首を傾げた

あれ、戻せない

赤色はなくなっていく

腕以外何も見えない

水音もしない

あるのは自分の腕と声だけ

怖い

せめて赤く染まれ 染まれ 染まれ

方程式

こんなもの解けなくったって、将来何も困ることないじゃない
どうして勉強するの?何の役に立つの?これだったら私はもっと
他の事をやるわ。その方が絶対に役に立つもの、そう思わない?

そういって鉛筆を投げ出し
彼女は携帯を開いた

・・・昔

何?

・・・・いや、なんでもない

話しなさいよ

・・・・・人から理解を取り除いたら、何が残ると思う?

さぁ・・・身体?

それは除きすぎかな

じゃあ…何?

欲望・・・本能だよ
理解ってのは「理性を持って解る」ことなんだ
つまり理解しようとする意思はとても重要なんだよ
こんな陳腐な方程式でもそうだし、勿論人の意見でもね
勉強は理解の練習に過ぎない、そう思っていると楽なんじゃないか、少しは

・・・・

さて、じゃあもう一つ質問だけど

君はそれでも猿になりたいのかい?

彼女は鉛筆を握り直していた。

昔、僕が祖母にこれを言われたということは彼女に隠したまま
僕は授業を続けることにした。

依存観念

所属に執着してないと気づく

這い蹲りながらも 成長はしているようだ

離れ時 少し 落ち着け

やるべきことが 増えてきた

見えてきた

さぁ そろそろ行こうか

どうして

君が今まで蔑んでいた人々が

今度は君を蔑む番だ

あーはならないと 言ったことを

覚えてる

確かに ならなかった けど

それ以下になって

迷走 してる かっこわる

どんだけ叩いても

子供の言う事と同じ

我が侭なだけ 聞くの飽きたよ

泣いてどうすんの? 聞かないよ

やってることが 卑怯なんだ

犯行予告をする 僕とは違う

ただ 無差別に やってるだけ

文句 言われてもね

上に立つのは いいけど

崩れるよ そこ

足場 削ってるの

俺だけじゃないから

その程度 で

できるとおもってんの

みっともないな あーあ

リピート

1年前の日記をふっと読み返してみる
同じ人間を相手にしていることに気づいて、笑ってみせる
逆の立場と感情で、今年は戦っている
最悪の結末に向かって、ゆっくりと駒を進める
違和感に気づいたんだから