二人其れを寝過ごそう

あぁ、待っていたんだよ
君が死の欲望を捨てる時を
蛇がまた、凛々しくなったね

読み返した日記は
今思えば
寂しさで溢れ返っていて
足らないはずのものを
知らずに苦しむ僕の姿

それも、わかったんだ
包み込む羽根の中で
狐の子が教えてくれた

不器用故の
局所的特化

でもね
何も悲しむことはなかった
ありきたりは、大嫌いだから
この状況を幸福に思うよ

それに
もう、寂しくなんかないんだ
此の寂しさを、知ってくれる
それだけでも、よかったのに

二倍も要らない
一つとして
分かち合えるから

そっと
重ねる

好い日々だね
駆け足だったから
ゆっくり休んでよ

おやすみ。

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