水に放つ行為たち

一切の生活行動は彼に任せている

かつての僕は
別に好きでもない芝居に
程良い自己暗示をかけて
やり続けた

終わっても
何かが残ったとは思わず
別に感慨もさして残らなかった

魔法が解けるとき
全部が無くなる気がして
考え直した

何時でも傍にあったもの
それだけの理由で音楽が残った

そこからは
あまり記憶は残ってないのだけれど

今も芝居が好きじゃないって事は
そう言うことなんだろう

そう言えば
相談した人はみんな
口を揃えて
「もっと好き勝手しても良いよ」
だったっけ

今こうしてる僕達に、同じことをもう一度言える人は
一体何人居ることやら

触れてきたものより、比べものにならない程の
音の世界を見つけたんだ
それだけだよ

一切の生活行動は彼に任せている

彼も僕だから
僕は
しこう だけを乗せる

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