双極に罪を着せる

体は軽く

鈍い
息苦しさが止まないまま

踏み込む足を
片方
下に落とす

忘れているのは
レンズが濁っているということ

魚眼のように
隅々を見ることができない
盲目さを伴いながら
狭い視野から見たことを
全てだと誇らしげに言う

clearなfilterを通しても
全ては見えないというのに

蜃気楼ごっこは
楽しいかい?
足下の砂が眼を覆って
一寸先まで見えないまま

寝ている間でも
時間は止まらないから
見たものが全てだとか言うのは
悲哀の化身に過ぎない

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