塗る間

20メートル先から
僕の神経を破壊してごらんよ

遠くなって
見えなくなって

いく

己の黒に
潜るのだ

見えないと
振りをするのは
終わり

余計な黒ずみを
叩き落とす

黒なら何でも受け入れるなんて
盲目のやること

美しい漆黒を
力強い沈黙を
高邁の静寂を

手にしたいのだ

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