凄絶な勢いで
見透かされ
洗われていく
水を流せる時は
限られているから
この雨が多いうちに
要らないものを流しておきたい
邪魔なもの、諦めていたもの
ぜんぶを
今日でまた
汚い記憶が
一つ更新される
それ以上かもしれない
もはやどうでも良い のだけど
音に関することは
満足が行くまで塗り替える
それだけ
後は
フラッシュバックを起こす
鍵をかけたあの季節を
また開けるなんて
だがある種
千載一遇のチャンス
取り敢えず
斜陽が聞きたい
やがて血で染まるラストシーン