彼岸に鉄琴を

綺麗になろうと泥を被って
血で血を洗い落として
馴染みやすくしても
此処は汚いものばかりで
どうしようもないね

偽物の宝石達が
見てくれの輝きだけを求めて
ただ白いだけの布を取り合い磨き合う
その目は血眼で
奪い合い傷つけ合った末に汚れ
白い布程度では
最早拭いきれない

売れ残った

赤色の布からは、血のような甘美さを
青色の布からは、海のような哀しみを
水色の布からは、雨のような静寂を
黒色の布からは、夜のような儚さを
染み込ませていきたい

もしも白い布が転がり込んできたら
浸けすぎた色を

少しだけ

落とそうか

磨くことを辞めず
汚れることを厭わず

僕は僕だから
飾ってあげよう
綺麗にしてあげよう

アイスクリームとミルクティで
今日が過ぎていく

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