「もう、いいだろう」
そっと静かに煙草の火を消して
彼はあの言葉を口にした
一生言うものかと
言えるものかと思っていた
その言葉は
煙のように宙を舞って
獅子の中にきっと潜り込んだ
やっと、見つけることができたのだ
彼も、そして僕も
此処が最終到着地点なんてことはなく
此処からやっと始まるのだ
はなむけの唄を贈る
不良品の優雅な余生
「もう、いいだろう」
そっと静かに煙草の火を消して
彼はあの言葉を口にした
一生言うものかと
言えるものかと思っていた
その言葉は
煙のように宙を舞って
獅子の中にきっと潜り込んだ
やっと、見つけることができたのだ
彼も、そして僕も
此処が最終到着地点なんてことはなく
此処からやっと始まるのだ
はなむけの唄を贈る