容赦はしない
その一片まで
壊すよ
不良品の優雅な余生
容赦はしない
その一片まで
壊すよ
泣き顔だったよ
糸を滑る
蜘蛛がいるよ
意図を滑る
境目の中に
なんかいたいこと
おもいだしたなぁ
耳が痛い
火傷した手のひらも赤く
最近
左手ばかり
傷つく
誰が一番
痛かったっけ?
いや同じか
思えば誰も
大した人じゃない
数の問題
重くなるのは
自意識 と言えるのは
誰もそんなに
価値ある人じゃなかったから
だろうなぁ
だから
自分か愛されて当然とか
欲しいものは手に入って当たり前とか
思いこむのは猿の仕事
見えないものを探したって
見つかるはずがないんだよ
目は濁ったままか
節制と節操で
治せるのにね
本能のままに欲張って
ぜんぶ なくす
もしかしたら
頭が狂ってるって
思うのかもね
こっちの台詞でもある
理解されたいとも思わないし
したいとも思わない
その考えは僕を汚す汚物に過ぎないから
取り入れたくもない
嫌いな人間に
考えを肯定されることは
否定よりもずっと
屈辱的だろうに
だから
だからね
君は正しい よ
ふふ
何百回目かのキスをしたね
此処に来て
初東京です
日帰りですが交通費も出るみたいで
帰りは夜行バスなので
下北沢でも行こうかな
何か面白い組み合わせがあればいいのだけど
東京は
1年と少し
あの武道館以来です
面白いから
黙って見ていなよ
心配しなくても
次は君の番だから
ゆっくり殺してあげる
そんな悲しい顔しないで
ほら
雷も鳴って
蝉も雨宿りしにきたよ
相変わらず
よく降るね
かくされた部屋と
しずかなる狂気
もしかして
僕達の真似でもしたいのかな?
だとしたら
猿真似
文字通り
そして破綻
面白いとは
思うけどなぁ
ほら
自分では生産的行為をしているつもりでも
生産性が皆無な辺り
そんな矛盾と無駄が嘲える
だからこそ
そうまでして
自己正当化するなんて
情けないなぁ
僕はね
今まで弄ばれ続けたんだ
笑ったら嘲われて
縋ったら晒われて
だからね
今度は逆に立つよ
厭きるまで
君達を塗りつぶして
嘲ってあげる
ねぇ
ちょっとは僕も
楽しませてよ
腕を切らないと約束したあの子
勝手に離れて切り続けた
傷跡が僕自身の価値を上回ってしまった
今思えば
そういうことに過ぎず
でも
必要だったのは
いつだって一方的だったんだ
あの子はリスカの代わりが
欲しかっただけ
雨が止みそうにない