OK Computer

久しぶりにRadioheadを聞いている。

いつか、中学の頃だったか
国語の教師が冗談交じりでこんなことを言っていた。

世の中はまだまだ平和だよ。だってまだニュースに取り上げられるのは犯罪ばかりじゃないの。
犯罪が当たり前の世の中になったら、ニュースになるのは善意的なことばかりになる。そうしたら世の中は荒んでいるってことだよ。

勿論そんなことは今後しばらくは有り得ないとは思うのだけど。
ただ世の中に限ったことじゃないなと。
今更にそう思う。

少し前に遡る。4ヶ月程か。
ただ、嬉しかった事を書き殴っていたことがあった。

ランダム再生でお気に入りの曲が流れたとか。
さっきまで降っていた雨が帰るときになって止んだとか。
晴れの日に自転車で聞くポラリスのすばらしさとか。
ほんの些細なことだけど、そんなことばかり毎日書いてた。

今思うと、そういうことだったんじゃないのかって。
確かにあの時は
デフォルトが最低で、何もしていなくても最低な状態だった。
思いつく限りの最悪の状況が全部起こって
生活を続けるだけで精一杯の状態。それだけだった。
紛れもなく、底の状態だったと思う。

だから日常の
ほんの些細なことにまで希望を見出して
そこに依存していたんじゃないのかと

怖い
そう思ってしまうと
本当に全てが終わってしまう
漠然とした確信が其処にはあったから

他愛もない僅かな
一瞬の幸福に縋る
それだけでよかった。
それが必要なものだった。

結果として、これはとても良い経験だったと思う。
全ての思考が自意識に過ぎないと自覚できたきっかけでもあるし
僕における思考の重要性を改めて認識することもできた。

考えることを
無碍にしないでいてくれる
それが僕における
救われるということ

本当は救われたかったんだと

今はそれが
ただ、ただ
嬉しいことなのです。

莫迦にするなら勝手にすれば良い
その声が届く場所にいるかどうかは知らないけど。
もう気にしない、見ない、聞かない
だってそれは、僕には必要ないと胸を張って断言できるから。

底から這い上がったのではなく
それを踏み台にして前に進んだ。
落ちるのは自分の意思が関与しなくても起こり得る事態だけど
戻るのは、僕の足に最終決定があるのだから
前に進む、僕が思った前という方向に
進む、進む、書き進む

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