しかい

手を止めて
ぼうっと窓の外に飛び込む

目を雲に引っ掛けて
思考を一度飛ばす

未だ抱えて苦しむ彼
不安と寂しさの痛みに一度壊れても
さらに戦い続ける
うん、厭だからだよね
僕も、そうしているよ

意識を戻す
切迫していた狭心は何処へ

代わりにやってきたのは
恐ろしいほどの眠気

やっぱり、まだまだ無意識 か
まぁ、いい
ほんの少しだけ、やってきたそれに身を預けて

忘れはしない
必ずいつか、拾い上げて食べ尽くす
また抱えられるほどの余裕ができたら ね

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