砂漠に咲いた花のようだった

浮かび続ける崩落のイメージに
何度でも何度でもナイフを突き立てる

這い上がるのは
生きようとする僕だ
その席を埋めるな

あの時の赤は
きっと今でも篝火で
携帯にも入っているし
目に浮かぶほどで

あの時の自分が一番怖かったのを
僕は知っているから
誰のことも怖く感じないというか
苦手意識がないのは
そのせいだと思う

表沙汰の時々の色は
見える人の多くには
悟られないほど染まり上がって

この中身は
とても痛いものらしいから
むやみやたらに見せるものではないと

遺憾の思し召しは
もう直ぐ下るだろう

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