自殺と沈黙

或る域まで来た時点で
互いに自己把握のスイッチが入る
此は大きな利点

僕も渡して
僕も貰って
得意部分の交換共有

彼が愉しそうにしている
ほんとうにほしかったもの
君にもやっときたんだよね

そう
黙っていては いけない

スーサイドガールは
もういなくなったんだから

サイレントボーイも
はやくきえてしまわないと

犠牲を拾い集め

感情、欲望、期待
そういったものを全て捨てて
記憶から消してまで
生きてきて手に入れたもの

それが僕の
生活能力と向上心

もう棄てたものは
僕が捨てた以上
二度と手に入ることはないと思っていた

それなのに
そのはずだったのに

ひとつひとつ
確実に拾い上げて
また手渡してくれる

泥で汚して
影で隠して
見えなくしたはずの
様々な本音
持っていたかったもの

消したつもりだったんだよね?

説明なんて一切していない
にも関わらず、恐ろしい程に的確なそれら

今ではまるで
初めて目の当たりにするものかのように
触れる事への躊躇い
それすらも、判っているのが

ただ、嬉しい

想像以上に麻痺した
異常に固い感覚と心
ゆっくりと、解き解してくれる

本当の 感謝(驚)

犠牲にして手にしたものは
もうずっと僕のもの
これは使っていけると
信じた数少ない技術

諦めた犠牲を
拾い集めて組み立てる
そんなことが
赦されて、可能になる なんて
嘘みたいな本当の話

僕が自らにかけた
自己暗示を超えた素直
という自己暗示

一番大きな
自分を取り込んで作り上げていた
嘘の塊
作られた真実
完璧 だった

この壁が壊れていくのが
まだ怖いのだけど
それ以上に、とてつもなく嬉しいのだ

此処の把握は
僕の目では覆いきれなかった
其処に叩きつけられる選択

勿論、素直に生きたいのだ
選ぶのは、決めているから
戻らない とも

叱責

そこでいつまでも座り込んでいて
何も変わらないのは知っているだろう

生きている実感がないか
それなら
また淵をさまよってみるか?
淵に行けるものは目の前に沢山ある

体、動かないし
無理してたのはどっちだ

やることはやった
そろそろ時間だ
嫌ならそのまま死ね

黒い蜘蛛と白い糸

久々に来る
ずしりとした重い重荷
無視していた
いや
諦めるという選択に甘んじて
棄てたつもりでいたもの

想起
弾ける言葉と想い
何度目の告白か吐露か
それでも独白でないだけ

解決策は直ぐに掴んだ
ただ、とてつもなく難しい
暗示をかければ解決? つもりにすぎない経験のせいにして過去を憎むのは思考からの逃避

何れにせよ待つのは
繰り返しの訪れ、時間の死

だから、僕自身の問題
故に思考を張って、巡らせる
蜘蛛が糸を張って、渡るように

形なく僕を取り巻くあいつ
ケタケタと嘲って見られている
知っている とも
その嘲りは仮面で
それを被せたのは僕自身ということ

彼は相変わらずで
でも頼る気にはならない
彼には手が負えないから

此処で飲まれるわけには行かない

絶え間なく降り続ける恐怖
蝕んでいた身体を
雨宿りさせて
少しずつ治癒していく
けれど、屋根にはまだ穴があって
そこから漏れ込んで落ちてくるのだ

まだ、怖がっている
想像以上に凝り固まった
心の硬さと厄介さを痛感する
やはり異端みたいで
それでも自分で選んだ道
過去も、現在もそう、なら
やはり今まで同様
何とかしていくしかない

ならばまだ、足りないのがある
向上心ではない、もっともっと、欲しい
きっと単純なもの

突き詰めたときに
何かが見える気がする

対の存在の出現のきっかけを
少し掴んだような気がした

後は、行動への反映
耐えるのではなく
吐き出して綺麗にして
また取り込む

僕の思考だから
少なくとも満足が行くまでは
誰にも譲らない

偽りのオレンジ

感じることを
僅かな思考を交えて
意識に乗せて
行動に反映させていく

思い返せばこれは
僕 がずっとやろうとしていたこと
赤い師に一度乗っ取られたところで
この考え方は変わらない

理解に用いる思考は
自分の知識の範疇を越えないように
理解にかける暗示は
何れ洗脳に繋がるから
僕はそんな卑怯で逃避的なことはしない

いつだって
最初は僕一人の中で始まるもの
それが思考であり理解であるから
幾らそれが信じられないとしても
思考の権限を誰かに委ねることだけは
してはいけない

矛盾は鳴り響くように聞こえてくるから
素直に、また強がることもなく

酷く眠い

彼の眠気か
音の眠気か
フィッシュマンズで飛んでみたい気分

ほんと
ただ愛されたい だなんて
どの口でほざくんだか
ねぇ
誤解の荷物を棚上げにした
お嬢様気質の豚さん
どうせぶくぶく太って
慰めやら娯楽代わりに喰われるだけ

メタモルフォーゼでも
できるならやってみたら
どう?

十分過ぎるほどの変化材料は
供給しているはずなのにね
体に合わない受け入れない
この服は大きすぎて豚には無理かい?

じゃあ

加工
しないとね

RIP

何で生きているのだろう

死ねばいい とか
その類ではなく

経験を想起した時に
生存してきたという事実について
疑問を覚えることが
幾つもあるから

経験に覆されている現在の思考
ただ、不思議だと思い
自分の幸せ度合いを噛み締める

別段に、苦労している実感はなかったし
むしろ甘いと思っている方だ

だから、本当に本当の想いで
言葉を紡いで貰った時
何よりの驚きと
感じたことのない安堵
ひたすらに嬉しいから

生きていて好かった

この想いに余計な思考を乗せる
そんな無粋な真似はしない

自己暗示はもうおしまい
そんなことをしなくても
今では命を繋いでいける

輪のような煙が上がってきた
今日は好い日だ

心 2006

死向思考を施行する前に
生向思考を試行しようよ
思考は精巧なんだから
成功して生行できれば
死行しなくて志向できるよ
嗜好もあるだろうけど
私行だからさ
生興してからにしましょう

なんて遊び
久しぶり

utopiaにて

彼はついに罰が当たってしまったのか
エゴの実をかじり過ぎたのか

まだ僕は
これからだよ
さぁ、踊ろう

辛くてわかんなかった
それでも楽しかった
だからただ走った
少し前の弥生の僕の支え

今も変わらず聴いている
perfect nervous