廃墟、マネキンだらけ

僕は王様の気分

お前が俺をどう思っていようが

お前に昔何があったとか

お前の裏の心情とか

そんなことどうでもいい

どんな場合であれ、重要なのは

お前が俺にとって不必要な物であること

所以

お前が俺にとっての破壊対象であること

それだけで十分だ

心配しなくても、良い

もうすぐ、壊してやるよ

友好的なのは

心の奥に本当のことを隠しているから

軽い口調で重い過去を語る僕に

軽い調子で相槌を打ってくれる君は

やっぱり優しい人間だと

僕は思います

その軽い相槌とは裏腹に

どこか重い表情を浮かべていたけど

僕はそれを言わなかった

僕にはそんな器用なことはできないから

風の強い日だった

退屈なんか求めていない

どうして2人は出会った?

あんたは俺を「進化前」を言った

でも残念ながら

俺が進化してもあんたにはなれない

空を選んだあんたに対して

俺は海を選ぶ

誰にも知られることなく

ひっそりと生きて

ひっそりと死のう

それか或いは

地を選び

たくさん殺して

死のう

ともあれ

同じ世界では生きられない

似てる

ただそれだけであって

それ以上はない

俺は、飛べない

苦しくて、逃げ出した

誰も信じぬように

既にそこにあるものの存在を否定することは

言わずもがな難しい

自分自身が此処にいること

それすらも認めないと仕方ない

いや

此処にいる 

ではなく

此処に居てしまっている

望んだわけでもない

知らぬ間に

勝手に存在させられて

意味もわからないまま

それを大事にしろと言われ

しんどいこと、この上ない

こういう時、価値観に頼ると楽になれます

自分が存在価値を認めない人は

俺はそれを人として扱わない

話し声は雑音になり

動きは目障りとなる

少しそれができるようになった

ただ、絶えず自分の存在価値を何かに見出しておかないと

俺が俺を殺すことになる

俺が俺に殺されることになる

結局どの状態であれ

しんどいのです

どれを選ぶか

迷うんです

いつもこうやって

同じことを繰り返す

鸚鵡のように

何回やっても

無意味で

無駄で

わかっている、それは

また、選ばないといけない

気が狂いそうだ