広くなった白い部屋
襲いかかる虚無虚無
光を浴びている筈の
小さなキリンは喚く
引き剥がして刺殺す
一枚ずつ一枚ずつと
ただ踊るんだと呟き
花瓶を買わないとね
生け花が押し潰され
赤いドライフラワー
大事な物は捨てずに
青い箱に小鳥を入れ
煎った豆を与え続け
お腹が痛くなるまで
甘い香りが暗く届く
嘘吐きと囁く手には
暖かい氷が握られて
それ以外に力は無く
月: 2010年5月
ファンタスティック
ぴょこぴょこ
飛んだり拾ったり
雨が降っている
鬱陶しいものには近づかない
右手の甲が黒く染まってて
血が止まってばかりだったから
少し眠ると
何事もなかったような
いつもの赤白い手
涙目に風が吹き付ける
かわさないとな
気紛れに変わろうかと思ったのだけど
梅雨に髪を切り落として
短い自分にあっさりと
ものもらいの最中ながら
少しずつ余裕が出てきている
此の分なら僕も何とかなりそう
日々の泡
ぶつけるために熱した手
触れるために急速冷凍
壊れちゃうよ
23%か
まとめて78%くらいか
それくらいに見えるよ
悪と妬の割合
でも僕は好き
いわゆる
バランスとタイミング
右に移した石が
水を持っているように冷たい
息苦しい感じはなくなって
邪魔を絶ち切る行動が始まった
軽く傷だらけの体かもしれない
それでも動けるから
此処で蝕まれるくらいなら
叩き落としに行く
レインナイフ
よく見るんだ
その扉には
この刃でだけ綺麗に切れる
線が見えるだろう
鍵なんか必要もない
扉を目張りする速度に
剥がしていく速度が追いつかないなら
テープを切り裂くだけ
よく見るんだ
多面体の扉の線を
ゆっくりなぞって切り裂いて
一度砕いたように
簡単に差し出せる
はいどうぞ
刺し貫いてみてよ
倍量くらいがきっと好い
淡水の魚と透明
冷静になって考えると
一番危ないのは僕か
まぁ
矛があるから
盾もある故に
刺され守れ
空気 音 感じる
温度 色 伝わる
ひたすらに面白い
感覚が感化されている
アカイヤミ
久々に大きな波を受け止めて
溜め込んだ体にスロカを打ち込んだ
水銀が混じっていくような
心地よい感覚
どうやら
隠していくことはできないみたいだよ
かつてのきみの理想像
淡水とでも呼んでおこう
今は気に入らないんだろう
なら 殺そうか
それとね
少しだけ
刃を投げて欲しい
生かす為に殺して生かす
君の刃が僕にしたように
僕に近しい人にならばね
もう君は僕で抑えられるから
ゆっくり食べていくよ
その鋭さも
僕そのものだから
構築は終わったのだろう
見えたよ、流石だね
此処からは僕の番か
甘く見ないでよ
防御力と耐性は
君よりずっと上
あの痛みに
君は耐えられた?
矛と盾
作れないはずの矛盾を
作れそうなんだ
easy
俺は林檎の星にいるjunkyなんだぜ
よし取り敢えずいける
行動には敬意を
しかし相変わらず
タイミングが悪いな
まぁ
まだ僕にはできないから
いいんだ
そのうち直ぐに
イージークレイジー
適材適所
時間の問題
さぁ
やってくるよ
あんた誰?
にわかで
主人公面してんじゃねぇ
もう幕は下りたんだ
まだ居座るなら
殺してやる
付け狙ってる奴なら
いくらでもいるんだよ
いちいち気にしてられるか
あぁ、痙攣
取り敢えず耐える
ゲーム
薬はその後
haircut 100
奇妙に合った夢と
深い眠りを超えて
僅かの睡眠で飛び起きる
右腕の痛みと痺れ
鞭で打たれたような痕
感覚半分の手
そして
やっぱりの
答え合わせ
意識と体が
摩擦しているだけ
少し落ち着いて
歯車を揃えなさい
と言っても
張り切っているのはきっと
黒い方なのかもしれない
だったら、堪え忍ぶとき
動き出す時が来るまで
状況が付いてくるまで
それに
命は暫く出てこない
君が幾ら暴れようとも
抑え込む力を取り戻したから
君のことは好きだけど
それぞれの体だから
邪魔はしないでおくれ
たくない