Video Killed The Radio Star

この言葉が、「百聞は一見に如かず」にしか見えない。

呟くだけなら、誰でも幾らでも

確かに
言葉は強力だけど
其処に甘んじていてはいけない。

たった一度の視覚的効果、つまるところの体験
それで全ての世界が壊れて
新しい世界が作り出される
そんなこと、別に珍しくもなんともない。

どうやって、超えていくのか。
或いは超えられないのか。
ひたすらに愉しみなんだ。

僕は不器用だから
自分の方法でしかできなかったけど
他の方法、もっと巧くできる人も
きっときっと、いるはずだから
そんなとっておきを、見せて欲しいんだ。

うれしい事に
いろいろと僕みたいな人が
たくさんいるからね、恵まれているよ。

もし
そうじゃないと思うのなら、思いたいなら
僕を見ないでやってみてよ
僕を気にしないでやってみてよ

そうできれば
比較なんて余計な概念は
知らない間に消えているから。

さて
まだまだ
絡まる記憶を振り解いて
飛ぶ

とにかく
後悔の無いように

梟と蛇の議事録

ふぅん なるほどね
うまく やるもんだ

余ったナイフをジャグリングしながら
蛇は感心している

折角用意したのだけど
必要なかったみたいだね

至極残念そうなその顔にも
零れる歯のしたり笑い

やっぱり
君にナイフは似合わないな
それ以上に溢れる空気で
充分に圧倒できている

君は遊べる
僕は殺せる

そうしたいと思うなら
いつでも投げるとも

研いだナイフを一本
浮かべる

ただ
そこに居る連中は
皆自滅するだけだろう
だから君は居るだけで良い
充分に愉しいだろう?

あの、けたけた笑い
言葉を返す代わりに
以前貰った小さいナイフを取り出して
静かに彼に見せる

色づきだしたね
それは僕には扱えないから
君が染め上げると良い
護身にも、殺戮にも
好きなようにできるから

何よりも
欲張らない ことだ
専門は一人此処に居る
他をしてくれた方が
きっと いいだろうからね

それとそのうち
借りるよ、触れたいから
以前の貸しと思ってくれればね

ぬるいミルクティを詰め込まれ
気持ち悪そうな顔
それでも文句は言わず
蛇はまた蜷局を巻いて巣に戻った

ライクアハンマー

急激なブレーキ
速度の変化
時間軸のズレ

少し犠牲をつくるかもしれないけど
うん、そろそろ整いそう

走り続けていたいのだけど
本当はきっと無意識にそうしているのが
最良だったのだ

でもそれは
此までのこと

もう、一人だけで生きるなんて
言えないし、言わないのだから
壊れてしまわないようにしないと
いけない

幸い
犠牲対象に猶予があったのが救い
運が良いのか、巡りなのかはわからないけど
必要なことだったとは思うから
次の機会に、必ず

改めて、忙しい類の人間なのだと
少し自覚
自分で怠けているつもりでも
見る人によっては充分に動いているみたいで
でも、その状況に甘える自分がいるのは
昔からよく判っているから
自分を戒め続けるのは必要だと思っている

となると、必要なのは力加減
全力、か、しない、かしかできないのは
よく判っているから
此の部分に今更に手を加えようとすると
自分の扱いのバランスが取れなくなる
これは何度も手を入れようとして
触らない方が良いと判った場所

ならば、うん

てこの原理

力点は実際に起こす行動。これは状況に応じて思案と思考が導き出す。

作用点は行動を起こす対象とその行動の結果。つまり僕に関しては最初に決まっているべきもの。

問題となるのは支点で、行動の目的。
つまり何の為にやるかということ。

てこの原理は支点の位置を動かすことで、必要な力を上下させることができる

力点に全力を注ぐ僕の特性をふまえて
作用点に対して程良い力を加えられる場所
その位置での支点を探すということが
まずは一つ。

加えて、力点の力の入れ方や入れ時に
まだまだ大きなムラがある
此の部分は、経験上原因がわかってきているので
修正に取りかかる。

そして
そこに自己暗示を乗せないという
最大限の警戒を忘れずに
特に支点探しに関して、ミスってしまいたくはないから

連れていくと決めた
その為には、自分一人が走り続けるだけの力ではなく
手を引っ張る力の方が、きっと大切だと

うん、寝不足の方がやっぱり
頭が良く回る
こういう時の思考は、後の僕に
大きな影響をいつもくれていると
まさに今、気づいたのでした。

白線に虚無を

時間という概念
それ一つに頼った
猶予のない余裕

いつまでも
其処に甘んじている
そんな輩には
最早負けるつもりもない

与えられた時間は
それぞれ同じもの
其処で行った行動はどうだ?
洗脳に自分を甘えさせたお前と
意識と思考に身を置いて
苦汁を舐め続けた僕

結果は見えているだろう

だから
自分に甘えてばかりで
何もしなかったお前が悪い
そのつけが回ってきただけ

失って判った?知らないよ
そんなことは君の勝手
邪魔するようなら
きっと彼も、許さない

何しもが、全て速度が話にならない
自意識に高速が乗っているなら論外
遅い、僕すら遅いのに
それにも届かない
加えて密度
空回りなら幾らでもどうぞ
地に足着けて僕は行くから

あぁ、いつになったら
一度死んだ彼にすら届くのかね

自殺と沈黙

或る域まで来た時点で
互いに自己把握のスイッチが入る
此は大きな利点

僕も渡して
僕も貰って
得意部分の交換共有

彼が愉しそうにしている
ほんとうにほしかったもの
君にもやっときたんだよね

そう
黙っていては いけない

スーサイドガールは
もういなくなったんだから

サイレントボーイも
はやくきえてしまわないと

犠牲を拾い集め

感情、欲望、期待
そういったものを全て捨てて
記憶から消してまで
生きてきて手に入れたもの

それが僕の
生活能力と向上心

もう棄てたものは
僕が捨てた以上
二度と手に入ることはないと思っていた

それなのに
そのはずだったのに

ひとつひとつ
確実に拾い上げて
また手渡してくれる

泥で汚して
影で隠して
見えなくしたはずの
様々な本音
持っていたかったもの

消したつもりだったんだよね?

説明なんて一切していない
にも関わらず、恐ろしい程に的確なそれら

今ではまるで
初めて目の当たりにするものかのように
触れる事への躊躇い
それすらも、判っているのが

ただ、嬉しい

想像以上に麻痺した
異常に固い感覚と心
ゆっくりと、解き解してくれる

本当の 感謝(驚)

犠牲にして手にしたものは
もうずっと僕のもの
これは使っていけると
信じた数少ない技術

諦めた犠牲を
拾い集めて組み立てる
そんなことが
赦されて、可能になる なんて
嘘みたいな本当の話

僕が自らにかけた
自己暗示を超えた素直
という自己暗示

一番大きな
自分を取り込んで作り上げていた
嘘の塊
作られた真実
完璧 だった

この壁が壊れていくのが
まだ怖いのだけど
それ以上に、とてつもなく嬉しいのだ

此処の把握は
僕の目では覆いきれなかった
其処に叩きつけられる選択

勿論、素直に生きたいのだ
選ぶのは、決めているから
戻らない とも

叱責

そこでいつまでも座り込んでいて
何も変わらないのは知っているだろう

生きている実感がないか
それなら
また淵をさまよってみるか?
淵に行けるものは目の前に沢山ある

体、動かないし
無理してたのはどっちだ

やることはやった
そろそろ時間だ
嫌ならそのまま死ね

黒い蜘蛛と白い糸

久々に来る
ずしりとした重い重荷
無視していた
いや
諦めるという選択に甘んじて
棄てたつもりでいたもの

想起
弾ける言葉と想い
何度目の告白か吐露か
それでも独白でないだけ

解決策は直ぐに掴んだ
ただ、とてつもなく難しい
暗示をかければ解決? つもりにすぎない経験のせいにして過去を憎むのは思考からの逃避

何れにせよ待つのは
繰り返しの訪れ、時間の死

だから、僕自身の問題
故に思考を張って、巡らせる
蜘蛛が糸を張って、渡るように

形なく僕を取り巻くあいつ
ケタケタと嘲って見られている
知っている とも
その嘲りは仮面で
それを被せたのは僕自身ということ

彼は相変わらずで
でも頼る気にはならない
彼には手が負えないから

此処で飲まれるわけには行かない

絶え間なく降り続ける恐怖
蝕んでいた身体を
雨宿りさせて
少しずつ治癒していく
けれど、屋根にはまだ穴があって
そこから漏れ込んで落ちてくるのだ

まだ、怖がっている
想像以上に凝り固まった
心の硬さと厄介さを痛感する
やはり異端みたいで
それでも自分で選んだ道
過去も、現在もそう、なら
やはり今まで同様
何とかしていくしかない

ならばまだ、足りないのがある
向上心ではない、もっともっと、欲しい
きっと単純なもの

突き詰めたときに
何かが見える気がする

対の存在の出現のきっかけを
少し掴んだような気がした

後は、行動への反映
耐えるのではなく
吐き出して綺麗にして
また取り込む

僕の思考だから
少なくとも満足が行くまでは
誰にも譲らない