中指立てたお前の

その顔に親指をねじ込む

ゆらゆらと
水面に従うように
目覚めるとそこにいて

あぁこれは夢だと
直ぐに気づいたから
その時点でどうでも良かったのだけれど

随分と外は騒がしいみたいで
やがて有名な顔が僕の浮かぶプールにやってきた
あぁ、アメリカの歌手か何かだったか

どうでもいい
興味は全く沸かなかった

それよりも
そいつの口から次々に飛び出る
くすんだ薄汚いピンク色の
猥雑な世間話を片耳に落として
酷い安心を覚えたくらいに

一通り話すと満足したのか
帰っていった

誰も来ないし
どうせ夢だし

飽きたから起きて
また眠りに就くことにした
現実味のない夢はひたすらにつまらない

君は可愛い

怪物のようだった

銀とステンレスに預けた生活をしてきて
強く感じたのは
必要なのは実用性だということ

飾りは要らない
どうせすぐ壊れるだけだから

尤も
どうせ壊すのならと
それを手伝ったら
怒る人ばかりなのが
意味が分からないのだけれど

多分
誰も彼も、無意識のうちに
僕を殺そうとしていて
それに過敏に反応してしまう

夜の電話とか
不在着信とか
呆れた笑いとか

嫌になるほど
本当は怖いものばかりで

色々と引き戻されるような
12月がやってくる
散々な夢を見たから
警戒線を再び張って

マレット

妙な発熱と
浮遊感に苛まれる

頭の重さに鬱屈を溜め込んで
動かない体を呪う

ほんの少し朧気な視界に
遠く見るのは夢か現か

邪魔をするのは誰か

少し長めの
ちゃんとした休日が欲しい
休日というそれだけで
休んだつもりにならないほどの

はやくしないと

飛んでみたいな

シーツ乱して、天井まで

安堵に包まれて眠れることが
ただ、嬉しい。

取れない電話
別離
不眠の日々

あの時に眠れなくなって
彼は死んでしまった

今でも電話が来る度に
僅かな恐怖心を抱くのは
多分そのせいで

不在着信 5件
さよなら

文字の並びが嫌な痛み

此処に書き連ねると言うことは
苦痛の記憶を引き起こすこと
それは即ち、命を削ることで

痛みで自我を保ちながら
少しずつ、周囲よりほんの少しだけ速く
死に向かうということ

そう
いつだって足りなかったのは
痛みで

昔は、質なんてどうでも良かった
ただ、どうにかなりそうな自分を抑えるだけの
圧倒的に暴力的な痛み

今は、違うから

命を削るだけが
痛みを受けることではない

re birth

無い人が多すぎて
無駄に強くなった

傷ついて笑うのは金輪際もうやめだ

僕のために僕を殺そうとする
そんな
一歩違えると終了の試験をする程に
僕はもう無茶をする必要はなく

自身をちゃんと生かせるように
足を重くするだけの感傷は捨てた

水面で口をあけて餌を待つ魚には
釣り針が突き刺さってしまうから

はねあがるのだ
己の足で
水を掻いて、切り裂くのだ

望んだように生きられないなら
死んでるのと同じだ

金木犀に殺されそう

何処に行っても
言葉をまともに扱えない猿はいるもので

構って欲しかったら
正直に云えばいいのに
言葉とも言えない低俗な単語の羅列で
自分の頭を悪く見せるのは何故?

ちゃんと日本語が通じるのならね
幾らでも
それこそ、厭と言うほど刺し貫いて差し上げるのに

一方通行故の虚勢は去勢しようか

爪弾くギターの

古ぼけたノイズが
唯一の確かなもの

随分に酷い夢を見る
悪夢というわけではなく
狂気的な自分に関する客観視の夢

家に帰ると
鬱陶しい人が居て

罵ればそれだけ
言葉が突き刺さって血を流すように
赦しを幾ら乞われようと
嘲いながら息絶えるまで刺し続けた

それは
僕の最初の頃の
行き場のない怒りの表れに似ていて
少しぞっとしたのと同時に
酷く懐かしいと感じた

暴れ足りないのは解っている
それは多分
あの頃より色々と巧くやる方法を知ってしまったから

なんだか
ほんの少し、名残惜しい気持ちも

今年の冬は
自然と何も怖くないんだ

スコットランド

少しくらい軽い方が
煩わしさに相手を苛立たせると知っている
だからそうする

圧倒的な高圧感よりも
下手に出た方が何かと反論を受けにくい

攻め口がなくなるのだろう

一番卑屈な方法だろうけど
一番効率的な方法でもある

感情の侭には流されない
頼るのは感覚と、其れに伴う感性

告白

たいしたことではありませんが。
どうやら、「平山病」と診断されました。

とりあえず詳しくはこちらを
https//www.tokumaru-iin.com/hirayama.html

実際症状は3~4年程前から始まっていて
右手の震えが酷かったので、せめて原因だけでもと思い
3ヶ月ほど病院巡りをしていました。

幸いなことに、軽度なのが何よりで
握力が左手35kgに対し、右手20kgという
まぁ日常生活には差し支えのないレベルなのが何よりの救いです。

ただ、右手の神経の数が左手に比べて
半分から3分の1と聞いたときは
流石に驚きましたが。

問題があるなら
「末端冷え性なので真冬になると箸が使えない、文字が書けない」
「無理な力を入れると直ぐに右手が攣るので、派手なアクションゲームが長時間できない」
「右手が不規則に震えるのでネット中マウスが変なところに飛ぶ、鬱陶しい」
くらいですかね。

此処からこれ以上酷くなることがもしあるならば
障害者申請も視野に入れようとは思ってるのですが
今では症状の進行は止まっており、今後も大丈夫だろうとのこと。

ちなみに10万人に1人の発症率らしいです、選ばれし者になれた気分です。

ただ、確立した治療法や特効薬などがないので、難病扱いなのが厄介なところですね。

ずっと違和感を抱えていたのだけど
敢えて今まで診てもらわなかったのは

多分、自分の身体が不完全だとわかったら
死にたくなるってわかってたから。

そのつもりがなくなった今だからこそ、診てもらったのだけれど

実際、難病という前提がかなり大きくのしかかっているのは事実
それでも、死ななくてよかった、と、今は言える。

明日より、また新しくはじまります。
いろいろな記憶を少しずつ呼び起こしながら
今日は、おやすみなさい。

赤いタンバリン

欠落した俺の感性に響くぜ

止め処ない破滅的思考が
現実をぶっ壊そうと襲い掛かってくる

五月蠅いなぁ
知ってるよ、運が悪いって

それでも
生きたいんだからさ

でも
誰かの為に踊るなんて
掌の上にはもういたくない

何度檻を壊しただろうか けど
縛る、閉じ込めるようなものは
もういらない

目を醒ませ?
僕は正気だよ。